ホーソーン・ブルバード (Hawthorne Blvd)ってどの辺り?
ポートランドのダウンタウンからみると、南東に位置するサウスイーストエリアを、12th Aveから60th Aveまで、東西にわたって長ーくはしるHawthorne Blvd(ホーソーン・ブルバード)。広範囲にわたってお店が集っています。エリアによって店舗にばらつきがあったり、密集していたりします。
かなりの広範囲になってしまうため、今回は地図の赤い部分、33rd Aveから38th Aveの間を重点的に歩いてみました。ダウンタウン周辺からだと、Ace Hotel Portlandからの移動と仮定して、公共交通機関だと乗り継ぎしながらバスと徒歩で約35-40分ほどのあたりです。車だと約10分ほどで着きます。
今日は青色の★印のある場所から、東へ歩き、ぐる〜っと回って元へ戻る(青い旗印)という道順で、子供と一緒に歩いてみました。
どんな場所?
- 古着屋めぐりやヴィンテージのショッピングができることで有名
- 気候のいい時期は(春、夏)は特に観光客が大変多い。
- ブティック、カフェ、レストラン、映画館、パブ、など店の種類も盛りだくさん
- Powell’s Bookの支店がある(本を販売する店とギフト店)
- Hawthorne Blvd沿いにはお店が立ち並ぶが、一歩奥に入ると完全に住宅地
- 大人向けの店の方が多いが、家族連れもたくさん見かける観光地
もう9月。夏がもう終わってしまうのではないかと、ビクビクしながら過ごす毎日。いろいろと忙しいけど、天気もいいし、祝日だったのでHawthorneへ、数時間だけぶらっと出かけてきました。
毎回同じことの繰り返しですが、、、ドーナツ大好き一家はBlue Star Donutsで腹ごしらえ。
向かいの通りにはカフェ「Seven Virtues Coffee Roaster」とブティックが見えます。失敗した。もうドーナツと一緒にコーヒーを飲んでしまった。それにしても天気がいいなあ。
このあたりは古着やヴィンテージショップで有名なんですが、おすすめの素敵なおもちゃ屋さんがあるんです。「Kids At Heart」
Toys“R”Usも無くなってしまったし、最近は店舗を構えるおもちゃ屋さんが少ないため、実際におもちゃを手にとることができなくて、うちの子はかなり寂しがっています。
このお店は、いわばおもちゃのセレクトショップ。面白そうな玩具がセンス良く並んでいて、店に入るとテンションが上がります。家族連れだけではなく、大人だけで訪れているお客もたくさん見かけました。大人同士で商品を手にとって盛り上がっていたり、真剣に吟味している姿が印象的でした。
おもちゃだけでなく、絵本や教育玩具、ボードゲーム、ぬいぐるみ、コスチュームなど、ユニークな品揃え。小さな子が遊べるコーナーも少しあるのが嬉しい。お客さん用のお手洗いもありました。(使用中だったのでオムツ替えシートの設置は確認できず)
子供が好きそうな、小さなおもちゃもたくさん。お土産にもいいかも。
歩いているといろんな建物を見かけます。レンガ造りの建物があると思えば、、、
すごく近代的な建物になったり、その奥は完全に住宅街だったり。。。
建物を見ながら歩いていたらこれぞ古着屋という感じの店が目の前に現れました。「House of Vintage」。ポートランドではとても有名なヴィンテージショップのようです。
とにかく広い!とにかく商品が多い!各ディーラーがブースごとに商品を並べて販売しているスタイルのお店です。店内はとても広く、子供から目を離すとどこに行ったかわからなくなりそうなので注意!トイレはどこにあるのか結局わかりませんでした、、、。
気になる方は、事前に子供のお手洗いを済ませておく方がいいかも。客層はほぼ大人のみ。子供と言ってもティーンエイジャーしか見かけませんでした。
※大きなバッグなどを持っている人は、お店に入ってすぐにあるレジで、事前に手荷物を預けることになっていました。はぐれても大丈夫なように携帯は手に持っておくと安心かと思います。入り口は2箇所ありますが、どちらでも手荷物を預けることができました。
なんだか床にも年季が入っています。以前、夏に来た時には店内に冷房がなくて、扇風機だけだったため、同行していた友人が途中で体調を崩すほど暑かったです。。。今日は涼しいから楽勝。ただ、子供同伴だと、ウロウロして迷子にならないか気になって、あまり集中できませんでした。笑
向かいの通りに渡って、来た道とは反対方向へ歩きます。お店だらけ。
観葉植物とのディスプレイが素敵だったジュエリーショップ「ORO」(ウェブサイトなし)
ヴィンテージ・レコードショップ「Jackpot Records」。子供がレコードを落としてしまいそうなので、見たかったけど今日はやめておこう。
こちらも有名な古着店「Red Light Clothing Exchange」。商品はかなり多いですが、種類別に分けられて並べられているので、探しやすかった気がします。客層は大人のみで子供は見かけませんでした。このお店も、手荷物が大きい場合は入り口のレジで預けるシステムです。
「McMenamins Bagdad Theater & Pub」。1927 創業の、大きなネオンが目を引く映画館兼パブ&レストランです。現在はポートランドで有名なパブのチェーン「McMenamins」が所有して営業をしているようです。ちゃんと映画も見れるみたい。
バグダッド・シアターを過ぎると、ヴィンテージではないんですが、比較的新しいブランドの服を買い取り&販売しているチェーン店「Crossroads Trading Co.」が出てきます。似たようなトレード販売で有名なチェーン店「Buffalo Exchange」はPowell’s Bookホーソーン支店のすぐ近くにあります。古着でもヴィンテージではなく、比較的新しいデザインの服が好きな方はこの2店を訪れてみては。
向かい側へ道を渡ると、ポートランドで有名な本屋「Powell’s Book」の支店が2店、別店舗で出てきます。
こちらの「Powell’s Books for Home and Garden」はホーム(料理やDIYなど)&ガーデニングに特化した本と、いろんなギフト商品を販売しているみたいです。
カフェを挟んでその隣には「POWELL’S BOOKS ON HAWTHORNE」。
この隣には、ヴィンテージ家具やギフト商品を販売する「Asylum」があります。ミッドセンチュリーモダンの家具も見かけます。この日は祝日だったため営業していませんでした。
写真を撮り忘れましたが、スターバックスの近くに「I AM THAT」という古着のブティックがありました。小さなお店で、古着のセレクトショップという雰囲気。着方によっては今のトレンドとも合わせやすそうなものを販売していました。このお店のインスタグラム(IAMTHAT)は写真が綺麗で見ていると時間を忘れてしまいます!
もう十分いろんなものを見て楽しんで満足したので、家に帰ります。
今日ご紹介したエリアからもっと東へ行くと、ヴィンテージの家具や雑貨を販売する「Vintage Pink」があります。さらに東へ行くと、12th Ave周辺には「Lounge Lizard」の他にもレストランやフードカート・ポッドがあるので、古着よりヴィンテージ家具や雑貨が好きという方はそちらへ移動してみるのもいいかもしれません。今度そのエリアもご紹介できたらいいですね。
以前にこのブログでもご紹介したDivision St(ディヴィジョン・ストリート)のエリアには徒歩で約10分、車で2分で割と近いので、そちらにも移動してから食事をするというのもおすすめです。
店の近くにバス停があったので、Powell’s Bookホーソーン支店の住所を目印に載せておきます。