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トム・マッコール・ウォーターフロント・パーク(公式サイト)
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住所:Naito Parkway沿い。SW Harrison StからNW Gilsan Stまでの、南北およそ約2.4キロの長距離に及ぶ
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エリア:オールドタウン・チャイナタウン
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営業時間:5:00am-夜中12時
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入場料:なし
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トイレ:公衆トイレが何箇所かに離れて設置。(①South Waterfront Gardensのそば/②Hawthorne Bridgeのそば/③Taylor StとNaito Parkwayの交差点そば/④Ash StとNaito Parkway交差点のそば)
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おむつ変え:芝生やベンチ。但し観光地で人出も多いので汚れていることも多いです。
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ベビーカーや車椅子のアクセス:ほぼOK/一部の川沿いは舗装がされていない
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食事:公園内であれば、週末に開催されている「Portland Saturday Market(ポートランド・サタデー・マーケット)」にはフード・ドリンクの店が出店。公園の南の端までいけば、飲食店が連なる部分がある。公園がとにかく広いので、場所によると思います。
トム・マッコール・ウォーターフロント・パークは南北に2.4キロものびていて、かなり長いので、歩いた部分を小分けにしてご紹介したいと思います。パート1、パート2、パート3もよろしければご参考に。
さて、今回は最終地点。
Burnside橋とSteel橋の間。Japanese American Historical Plaza周辺
(地図だとこの辺り)
を歩きました。
毎年の天候や気温によって違ってきますが、3月中旬前後から気になり始めるのが、桜の開花です。ポートランドでは桜の木をあちこちで見かけます。住宅街でも目にするほど。日本でよく目にする桜と比べると、大ぶりな花のものが多く、色も濃いピンクから薄いピンクまでさまざまな気がします。
ポートランドの桜の名所の中でも、特に綺麗で、しかも無料で楽しめるのが、ウィラメット川沿いのWaterfront Parkの中にある、Japanese American Historical Plaza周辺の桜並木です。
なぜポートランドに、こんな見事な桜並木があるのか?この辺りは「ジャパニーズ・アメリカン・ヒストリカル・プラザ」と呼ばれる、日系アメリカ人の方々のための歴史記念広場です。バーンサイト橋寄りの広場には、石碑が建っています。
アメリカでは第二次世界大戦時、日本人と日系アメリカ人の方々が強制収容されたという、残酷な歴史があります。アメリカで生まれたアメリカ人なのにもかかわらず、強制収容を余儀なくされ、財産も失ったそうです。広場ではこの歴史を後世に伝える記念の石碑や、石碑に刻まれた詩を見ることができ、とても考えさせられます。短い詩に込められた想いには、胸が締め付けられました。
この日はまだまだ肌寒かったんですが、少しだけ晴れ間が。
満開の桜の下で、たくさんの人たちが記念撮影をして楽しんでいました。桜の花を見ている時の人の表情ってとても幸せそうで、見ていてこちらも嬉しくなります。
この桜並木を眺めるのも今年で3回目。2016年は忙しくて見逃してしまいましたが、家族の恒例行事となりました。桜を目にした時の子供の反応が年を重ねるごとに変わってきているので、これからも一緒に来るのが楽しみです。いつまで一緒に行ってくれるかな?
奥に見えるのがSteel Bridge(スチール橋)です。晴れていたら、桜を見ながら散歩するのに最高ですね。
咲いてから散るまでがあっという間の桜。開花の予想が難しいですが、ちなみに今までに行った3回の記録を確認したところ、こんな感じでした。目安にされてはどうかと思います。
2018年—3/25(満開)
2017年—4/2(少し散っている)
2015年—3/14(満開)
最寄りの公衆トイレはAsh StとNaito Parkway交差点のそばです。
Maxの駅も近くにあります。ただ、オールドタウン・チャイナタウン付近は、急に人通りが少なくなる場所や、治安のよくなさそうな場所が結構あるので、歩いて移動される場合は十分にお気をつけください。