季節イベントのため、その年やイベントによって開催日時が変更されるかもしれません。ご自身で事前に時間や場所を調べてから行かれることをおすすめします。ここにある情報はCentral Eastside側で花火を見た感想です。ダウンタウン側については分かりかねます。
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独立記念日の花火(ウィラメット川沿い)2017年度
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住所:ウィラメット川沿い近辺
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エリア:私たちはCentral Eastside(セントラル・イーストサイド)で見ましたが、ダウンタウン側でも見られるようです。
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時間:7月4日の日没のあと(ポートランドの夏の日没は夜の9時以降。この日は10時前に花火が上がりました)
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入場料:なし
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トイレ:簡易トイレ
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おむつ変え:なし
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ベビーカーや車椅子のアクセス:場所によってはかなり人出の多いところもあるので、一概に言えません。川沿いの道は舗装されていました。
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食事:川沿いでは特に何も見かけなかった
7月4日はアメリカの独立記念日。お祝いの花火を打ち上げるイベントが各地で行われます。いつもは人出が多いのを避けて行かないんですが、今年は「子供に初めての打ち上げ花火を見せよう!」と急遽決めて行ってみました。
ポートランドではウィラメット川沿いで花火があがると聞いたことがあったのですが、川沿いと言われても範囲が広すぎて、どの辺でみたらいいのかさっぱりわからない、、、。
Hawthorne(ホーソーン)橋の辺りで花火が綺麗に見えるという情報を、あるウェブサイトで見つけたので試してみました。私たちは川の東側、Central Eastside(セントラル・イーストサイド)の方へ行ってみましたが、ダウンタウン側でも見られるそうです。
多分、駐車場はどこも混みまくっているだろう。。。と予想して、公共交通機関で移動。
OMSI(オレゴン科学産業博物館)の辺りからホーソーン橋 (Hawthorne Bridge)近くまでをじっくり歩きながら、花火を見るのによさそうな場所を吟味。ずっと歩いていると、すこし治安の悪そうな雰囲気の場所もでてきました。
花火が終わってから暗い中を子供と一緒に移動しないといけないことも考えて、人がたくさんいて、花火が終わった後に安全に帰りやすそうな場所を探しました。
ホーソーン橋 (Hawthorne Bridge)からすぐ近くに、川沿いに建つ消防署を発見。
上の写真の建物、これなんとポートランドの消防署(Station 21)なんです。消防署があるし、家族連れも結構いるし、簡易トイレも近くにあったし、、、ここに決定。でも待てど暮らせど。。。なかなか暗くなりません。ポートランドの夏の日没は遅くて大体9時過ぎ。
パトロール中の警察官の方が、どのあたりから花火が上がるのか親切に教えてくれました。教えてくれた先を見ると、花火師さんたちが花火を積んだ大きな船の上で準備中。
寝る時間をとっくに過ぎたうちの子は、予想通りどんどん機嫌が悪くなり、ぐずりやイヤイヤも最高潮。いつ花火が打ち上がるんだろうー!?と焦りながら、待ちに待った午後10時前に花火がスタート!
早打ちに次ぐ早打ち。勢いよくどんどん花火が上がります。初めて見る大きな花火に、機嫌の悪かった子供も大喜び。観客の歓声の中、あっさりと30分弱くらいで花火の打ち上げ終了。はやっ!もうおしまい?!そして観客のみなさん、間髪入れずに帰り支度を始めます。すごいあっさりしてる笑!
通常なら車やトラックも通るホーソーン橋ですが、この日は通行止めになっていて歩行者だらけ。みんなすごい勢いで帰っていったので、この写真では人出の多さが伝わりませんね。
せっかくなので、いつもは車道の部分を歩いてみました。下に川が透けて見えるので、高い場所が苦手な人には、まるで度胸試し。肝試し。ちょっとこわいー。
橋の上からの夜景はこんな感じで、とてもきれいでした。
ゆったりと夜景を楽しんでおられる方も。私たちは子供連れなので「遅くなってしまった!早く帰らねば!」と大急ぎで橋を渡りMAXの駅へ。でも、みんな同じことを考えていたんですね。日本の終電?と目まちがうほどの大混雑。あまりの人の多さに乗れず、1本見逃して次のMAXに乗り込み、やっと家に帰ることができました。
行ってみた感想
よかったところ:
- 親子で花火が楽しめて、いい想い出
- 景色がよく、待っている間の散歩も楽しめる
- 花火を見られる場所が広範囲なので、待つ場所にひどい混雑がない
- 花火がさらっと短時間で終わるので、子供が飽きない
困ったところ:
- トイレや食事を買える場所がほとんどない(Central Eastside近辺のことです)
- 始まる時間が遅いので、子供にかなりの負担がかかる
- 花火終了後、夜遅くに街中を歩くので治安が気になる
- 帰りの公共交通機関は混雑がひどく、子供が小さいほど大変
子供が大きくなればなるほど、訪れるのも楽になるのかもしれません。来年も行くかどうかはわかりませんが、今年は思い切って試してみて、いい想い出ができたのでよかった。帰りの混雑を避けられる、いい方法はないものか?来年も行くならそれが課題です。