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ティリクム・クロッシング / Tilikum Crossing(公式サイト)
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住所:ウィラメット川にかかる橋。東側はOMSI(オレゴン科学産業博物館)のそば。西側はOHSU Collaborative Life Sciences Buildingのそば。それぞれに公共交通機関(MAX、ストリートカー、バス)の停留所がある。
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エリア:ダウンタウン周辺にあるSouth Waterfront近辺側から川を越えてCentral EastsideJ(セントラル・イーストサイド)側へ
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徒歩&自転車:無料
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所要時間:徒歩で片道15分ほど
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トイレ:なし(西側の入り口近辺にスターバックスがありましたがすでに閉店で確認できず)
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おむつ変え:なし。東側に行けば橋の下にあるトレイルにベンチがありました。
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ベビーカーや車椅子のアクセス:OK/優しい造り
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食事:西側の入り口近辺にスターバックスとElephants Delicatessenがありました
天気がいいので、2015年の9月にできたTilikum Crossing(ティリクム・クロッシング)をはじめて徒歩で渡ってみました。
自転車は左側、歩行者は右側を歩いてシェアします。ナイキのレンタルサイクルが橋の両側にあり、利用している方もたくさん見かけました。
Tilikum Crossingは歩行者、自転車、公共交通機関(バス、MAX、ストリートカー)のみが渡れ、自家用車やトラックの通行は禁止されている、画期的な橋です。橋の両側に通路が設置されていました。まずはOMSI(オレゴン科学産業博物館)に近い、橋の東側からスタート。
サイクリングをしている人もたくさん見かけました。天気が良かったので、橋からの景色が見事な絶景。自転車を止めて写真をとっている人もちらほらみかけました。
Cable-stayedという形式の橋のつくりで、日本語だと斜張橋やケーブルつり橋というようです。近くで見るとやはり大きくて圧倒されました。
橋の名前がある柱が出てきました。Tilikumとは昔この辺りに住んでいた人たちが使っていたChinook Wawaという言葉でPeople(人々)、Tribe(部族)、 Relatives (家族、身内)などを意味するそうです。
さっそくストリートカーが渡ってきました。間近でみれるので子供は大喜び。
通路の端はこんなかんじになっていました。けっこう高い。。。
ボートやヨットに乗った人たちが川を渡ってきます。
豪華なヨットやジェットスキー、ツアーで観光客をたくさん乗せたジェットボートなど、いろんな種類の船がみれて子供と一緒に楽しめました。
景色を楽しみながら歩いていたら、15分ほどで西側に到着。各交通機関の停留所が並んでいました。スターバックスやElephant Delicatessenというお店がありましたが、残念ながらすでに閉店。この日は天気が良くて景色も散歩も最高でした!!でも雨の多い季節に歩いて渡るのは正直そんなに気が進まないかも。。。雨の日ならストリートカーで渡るのもいいなと思いました。
さてさて、信号のある横断歩道を渡って、反対側の通路から橋の東側へ。元来た場所に戻ります。
この横断歩道を横切る際に、急に自転車が猛スピードで走ってきたりしたので、信号が青信号になっても、よく見てから渡ってくださいね。信号だけで、特に踏切などは見当たりませんでした。小さなお子さんと一緒のご家族は、電車やバスにもくれぐれも気をつけてください。
反対側の景色からはRoss Island Bridgeがよく見えました。大きなフェリーも。
東側に到着後、OMSIの側のウォーキングトレイル(散歩コース)に行くと、Tilikum Crossingの橋の下がみえました。
この橋は、夜はライトアップが灯され、ライトの色はその時のウィラメット川の水速、水位、水温によって変わるそうです。公式サイトによると、水温=色、水速=色が変わる速さ、水位=2つ目の色の上下の動き。知らなかった!!今度はナイキのレンタルサイクルに乗って渡ってみたいなぁ。
橋の東側の徒歩圏にはOMSI(オレゴン産業科学博物館)や、土曜日のみ本物のディーゼル機関車に乗ることができるOregon Rail Heritage Centerがあります。
橋の西側の徒歩圏には、大学病院OHSU施設に繋がるロープウェイPortland Aerial Tram もあります